コートとマントの違い
- 概要 -
コートは、衣服の上から着る厚手の外套のことで、寒さや雨などを防ぐ役割の衣服である。マントは同じく衣服の上に着る外套であるが、コートよりゆったりしているものである。
- 詳しい解説 -
コートとは、外出する際に、衣服の上に着る外套のことである。寒さや雨などを防ぐために着ることが一般的である。寒さをしのぐためのコートは一般に厚手の生地で出来ており、風が入らないようになっている。中には、ダウンコートなどの鳥の羽毛で出来ているものもある。一方雨をしのぐためのコート(レインコート)は水を弾く、撥水加工がされているものが多く、薄手で蒸れないような生地で作られているものもある。
マントとは、ポルトガル語のmantoからきた言葉で、外出の際に着られる外套のことである。コートよりもゆったりとした形状で、袖がなく、方から腰のあたりまでの長さのものが一般的である。そのため、着るというよりも体に纏う(まとう)ようにするものである。
マントは、現在ではファッションの一種として女性や子供が好んで着るものである。しかし、歴史的には、毛皮をそのまま羽織ったところから始まったもので、その後、風よけなどの実用品となり、特に中世からルネサンスにかけては権威を象徴するものとしてより長く、より豪華に作られた。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。