形式と型式の違い

形式と型式の違い

- 概要 -

形式とはそのものであることを示す特徴や外形のことをいい、あるものが共通して持っている定形のこともいうが、型式はある共通した特徴を持つ一群の番号や記号のことを言う。

- 詳しい解説 -

形式(けいしき)とは、あるものを特徴づけるような決まった様式や共通している形などのことをいう。例えば、「この小説は手紙形式で書いてある」という場合は、通常小説の様式とは違う手紙を書く際に使われる様式を使って書いている、ということを言うし、「この形式の商品は売れ行きが好調である」という時には、その共通した特徴を持つ商品がよく売れるということである。

型式(けいしき、かたしきとも読む)とは、航空機や自動車、電化製品などにおいて、その設備や外観、性能などの違いによって他との判別がつけられる型のことを言う。英語ではmodel(モデル)と訳すことができる。

自動車においては、車検証などにも型式の記載があるが、これは、その車の車種、グレード、装備品、年式についての番号による管理方法で、その型式を見ればその車がいつのどんな車種の車でどんな設備が乗っているかがわかるようになっている。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。