祈祷と参拝の違い
- 概要 -
参拝は神社や寺、墓地などに行って、神仏や祖霊などに対して拝むことをいう。祈祷は神仏に対してその加護を求めて祈ることを言う。
- 詳しい解説 -
参拝は寺社(寺院や神社)、教会、廟、墳墓などの施設で神仏や祖先の祖霊などを拝むことをいう。参拝における様式はその宗教や施設などにより様式は異なるが、一般には神仏等に向かって手を合わせたり、礼をしたり、ひざまずいたりする。
神社においては二礼二拍一礼が基本的な参拝での作法とされる。参拝者は神社の境内に入った後、手水舎において手と口を清めた後、拝殿の前において賽銭等を投げ入れた後、二度の礼、二度の拍手、一度の礼を行う。
祈祷は神仏に対してその加護を求めて祈ることやその儀式を言う。神社においては、祈祷とは参拝者の願いを求めるための儀式としての意味があり、参拝に来たものが特に求めて祈祷の儀式を行う。祈祷で祈願される内容としては、厄払い、安産などの家内安全や交通安全、商売繁盛などさまざまである。七五三や成人などの人生の節目において行う祈祷もある。
参拝は寺社等において単に拝むという行為のみを表すが、祈祷はさらに具体的な宿願について(時に儀式を伴って)祈るものである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。