器具と工具の違い
- 概要 -
器具は構造が簡単な器械や道具類のことを意味しているが、工具は工作する器械や道具のことを意味している。
- 詳しい解説 -
器具は造りや構造が簡単な器械や道具のことを言う。電気器具、やガス器具などである。他にもある目的のために使う道具のことも意味している。例えば、化学実験の器具、料理の器具である。
工具は工作をするための道具のことを言う。何かをするための道具、という面では器具と同じような意味を持っているが、特に機械などの工作、加工に用いるのに使われる道具が工具である。加工には手加工と機械加工があるが、手加工で用いる工具は手工具、機械加工の用いるものは機械工具と呼ぶ。
さらに、加工の種類によって分けて考えると、切削を行う切削工具(ドリルなど)、長さや大きさ、厚みなどを測る測定工具(ノギス、マイクロメーターなど)、仕上げに使う仕上げ工具な、一般的な作業を行う作業工具(スパナ、ねじ回し、レンチなど)どと呼ぶことができる。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。