鐘とベルの違い

鐘とベルの違い

- 概要 -

鐘もベルも同じもを指している。日本語でいうと鐘で英語でいうとbellであり、それの音訳がベルである。金属などで作られている円錐形の楽器で、叩いたり振ったりして音を出す。

- 詳しい解説 -

鐘もベルも同じものを指している語である。鐘を英語でいうとbellであり、その音訳がベルである。

鐘は一般的に円錐形や朝顔の花のような形で、金属などで作られている楽器で、撞木(しゅもく)と呼ばれるバチで叩いて音を出したり、振って音を出したりする楽器である。

鐘という一文字だけで、釣鐘を表すこともある。例えば「お寺の鐘」といえば、寺院にある釣鐘のことである。一般には、12月31日の夜につかれる除夜の鐘で知られている。寺院にある鐘は梵鐘(ぼんしょう)と呼ばれ、もともとは寺院で暮らす僧侶に時を知らせたり、儀式の合図に鳴らされていたものである。鐘が巨大化し、周辺まで音が届くことから、日出や日没などの合図として鳴らして、周辺の農民などに時を知らせる役割を持つこともある。

ベルは、英語由来の語であるため、洋風な鐘や機械式の鐘のことをベルと呼ぶことが多い。例えば、電話のベル、電車の発車のベル、自転車のベルなどである。
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