音階と音程の違い
- 概要 -
音階は音を高低によって順に並べたもので、音程は二つの音についてその高さの差を表すもので度という単位で表現する。
- 詳しい解説 -
音階とは、音楽の用語で、音の高さをもとにして高い順、または低い順に並べたものである。五音や七音をひとまとめにしてオクターブと呼ぶ五音音階、七音音階などがあり、通常の西洋音楽では七音音階である。また全音階や半音階などでわけるものもある。全音階とは1オクターブを5つの全音2つの半音、計7音で構成させるもので、ピアノでいうならば、全音は白鍵、半音は黒鍵である。
音程とは二つの音の差や距離をいう。その差は数字を使って表され、単位は「度」である。通常は、全音階にある7つの音をもとにしている。基準となる音は1度と数え、次の音は2度、その隣が3度と数えて七音で8度の隔たりとなる。例えばドを基準にするとレは2度、ミは3度となる。
音階はこの音程でいえば8度の隔たりのある音で構成される。そして構成している音の種類で長音階(メジャースケール)、短音階(マイナースケール)などと分類できる。
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