王と大王の違い
- 概要 -
王も大王も国などを治める国の君主のことであるが、功績が著しかったり勢力が大きい王のことを賞賛して特に大王ということがある。
- 詳しい解説 -
王も大王もその国の最高の権力者、国王や君主を意味する言葉で同じ意味である。ただ、王の中でも特に突出した功績や版図を広くもち勢力がとても大きい王などについては、賞賛の意味を込めて死後に大王と呼ばれることがある。
有名なのはアレクサンダー大王、カメハメハ大王などである。中でもアレキサンダー大王(アレクサンドロス3世)はマケドニア王国の王、エジプトのファラオ、コリントス同盟(ギリシアのポリスの集合体)の盟主を兼任するなど当時のギリシア地域の絶大なる支配者として君臨していた。
王は国の君主のほかに、ある分野での一番の力を持つもの、最も優れているもののことを言う時にも使われる。例えばライオンは百獣の王と称されたり、ホームラン王、不動産王、石油王などという時の王がそれである。さらに、日本や中国などの皇族においても男子皇族の称号として王が用いられることもある。現在の日本の皇室典範では、天皇から3世以下(三親等以下のこと。ひ孫や甥)の男子は王とされる。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。