遠心力と重力の違い
- 概要 -
遠心力は回転している物体に働く中心から外に向おうとする力のことで、重力は地球上の物質に作用している万有引力のことをいう。
- 詳しい解説 -
遠心力は円のように回転運動をしている物体に作用する慣性力のひとつで、中心から回転の外側に向かって働く力のことを言う。
重力は地球上の物質に働いている力で地球の中心部に向かって引き寄せられる力の事である。地球上の物体に「重さ」があるのはこの重力があるからである。
地球は自転という回転運動をしているため、当然遠心力が働き、地球上の物質には地球の外側へと引っ張る力がかかっている。一方地球には万有引力があるため地球の中心へ向かって引き寄せられる力も働く。この遠心力と万有引力の力を合わせた力(合力)が重力である。遠心力と万有引力では万有引力の方が圧倒的に大きいため、地球上の物質は外に拡散することなく地球の中心部に向かって引き寄せられ続けている。ただ、遠心力は回転軸に近い北極・南極よりも赤道付近において大きくなることから、同じ重さのものを北極で測るのと赤道で測るのでは、赤道でのほうがごく微量軽くなる。
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