プレートとマントルの違い
- 概要 -
プレートとは、地球の表層部を形作っている、厚くて固い板状の層の事で、海洋プレートと大陸プレートがある。マントルとは、地球の地殻（地球の外皮）と、核（中心部）の間の層の事である。
- 詳しい解説 -
プレートとは、地球の表層部を形作っている、厚くて固い板状の層の事で、地殻とマントルの最上部が合わさって出来ており、リソスフィアとも呼ばれる。海洋プレートと大陸プレートがある。地球の表面は、このプレートが十数個に分けられる。年間数センチ〜数十センチ水平移動しているとされ、プレート同士が衝突したりすれ違った際に、一方のプレートが下に潜り込み、山が出来たり海底が拡大したりするとされる。
マントルとは、地球の地殻（地球の外皮）と、核（中心部）の間の層の事で、外套部（がいとうぶ）とも呼ばれている。地殻の下から約２９００Ｋｍ程の深さまでの事を指し、地球の体積の８割以上を占めている。地震観測により、この部分は固体（超苦鉄質岩）からなると考えられている。マントルは固体だが、「流れる個体」であり、マントルに引きずられる形でプレートが動いているという説が有力である。
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