不具合と問題の違い
- 概要 -
不具合とは、調子が悪い事や、製品であれば予定通りの動きをしない事を意味する。問題とは、解決させたり処理させる必要がある事柄の事である。
- 詳しい解説 -
不具合とは、調子が悪い事や、製品であれば予定通りの動きをしない事を意味する。システム開発においては、クライアントと綿密にソフトの動作についての打ち合わせをした後に仕様書を作らないと、仕様書通りに動作しているにも関わらず、クライアントから「仕事に支障が出る動きをする」と、欠陥扱い（開発側に問題がある）される事がある。バグや欠陥と同じ意味で用いられる事もある。
問題とは、解決させたり処理させる必要がある事柄の事である。やっかいな事、困った事、面倒な事という意味もある。不具合は、仕事をする上で発生する確率が低かったり重要度が低い場合は放置される場合があるが、問題は解決もしくは何らかの処理をしなければいけないという点が違う。また、不具合は既に起きている事に対し、問題は、これから何か困る事があるかもしれないというまだ起こっていない事も含まれる点や、問題とするかは個人の考え方による点が違う。
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