刷毛と筆の違い

刷毛と筆の違い

- 概要 -

刷毛(はけ)とは、木等で出来た柄の先にコシのある毛が沢山つけられた塗料を塗る為の道具の事で、柄に角度のある物が多い。筆とは、竹や木で出来た柄の先に、動物の毛等で作られた「穂」をつけた書いたり塗ったりする道具の事である。

- 詳しい解説 -

刷毛(はけ)とは、木等で出来た柄の先にコシのある毛が沢山つけられた塗料を塗る為の道具の事で、柄に角度のある物が多い。ペンキやニス等を広範囲に塗るのによく用いられ、広い範囲を塗りやすい様に毛も幅広につけられているが、細かい所も塗りやすい様なタイプのものも多く販売されている。だが、筆程繊細な物を書く事には向いておらず、あくまで塗る為のものである。

筆とは、竹や木で出来た柄の先に、動物の毛等で作られた「穂」をつけた書いたり塗ったりする道具の事である。絵や字を書いたり、色を塗るのに適している。一般的に刷毛の様に角度をつけたものは無く、柄と穂はまっすぐな位置関係にある。穂の小さい小筆等も充実しており、細かく繊細な表現が可能。道具としての意味の他、文章を書く事や書いた物の事を「筆」と呼ぶ事もある。
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