ジンクスと迷信の違い

-　詳しい解説　-

ジンクスとは、因縁があるとされる事柄や、縁起の悪いもの、「こういう場合はこうなる」と信じられている事を意味する。勝負ごとにおいて、良い、または悪い縁起をかつぐものとしても用いられる。「迷信」とは違って社会で広く共有されるものでは無く、個人の中でのみ存在している事も多い。例えば、「靴ひもを左から結べば勝負に勝てる」といった、一種の思い込みや洗脳で、そう思う事によって心を安定させ十分に力を発揮させるという効果がある。本当に心の底から信じている訳では無い場合も多い。

迷信とは、化学的に全く根拠が無い上、社会的に実害を及ぼす事が多い信仰の事である。例えば「人の着ていたお古の服を着ると、その人の運気がうつる」や、「夜に爪を切ると親の死に目にあえない」といったものがある。そういう風に伝わる経緯やその迷信が作られた時代からするとうなずける物もいくつかみられる為、迷信であると判断するのが難しいものも多い。だが、出身や家柄等と絡めたものは間違いなく迷信であり、くだらない迷信に惑わされて差別してはならない。「ジンクス」とは違い、個人の中だけのもので、広く社会で共有されていないものは迷信とは呼ばない。