書と証の違い
- 概要 -
書とは、手紙や文献、かきつけ等、書き記したものの総称で、「証」と同じ様に「あかし・証明するもの」としても用いられている場合がある。証とは、何かを証明する為の「あかし」となるものの事で、主にそれを証明する内容が書かれたものの事を指す。
- 詳しい解説 -
書とは、手紙や文献、かきつけ等、書き記したものの総称で、「証」と同じ様に「あかし・証明するもの」としても用いられる場合がある。「証」の様に、必ず何かを証明する為に書かれた物だけを指すのではない点が違う。「領収書」や「証明書」といった書の部分が「証」でも通じるものの場合でも、証拠としての効力が「証」より劣るという事は無い。正確には、何かを証明する文書、という意味で「○○書」とするのは誤りで、あくまでその内容を書き記した書という意味で使うのが正しいとされる。
証とは、何かを証明する為の「あかし」となるものの事で、主にそれを証明する内容が書かれたものの事を指す。「書」とは違って、書類ではなく、プラスチックのカードであったり、ラミネートされたものであったり、外から内容は分からない磁気カードであったり、書と同じくただの紙であったり、その形態は様々である。
免許証や保険証等は「書」にかきかえて使う事は無いが、領収書（証）や、預かり書（証）といった表現の場合は、どちらが一般的かという違いはあれど、同じ意味としてどちらも普通に使われている。
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