出国と入国の違い

出国と入国の違い

- 概要 -

出国とは、今いる国から出て外国に行こうとする事である。入国とは、他の国からその国に入ろうとする事である。

- 詳しい解説 -

出国とは、今いる国から出て外国に行こうとする事である。日本においては日本人でも外国人でも、出国審査を受けなければならず、これを受けずに出国した場合は「密出国」として刑事罰の対象となる。また、滞在期間を過ぎていたり、不正入国が発覚した者は、強制的に国から追い出されてしまう。これを「強制送還」「国外退去処分」と呼ぶ。この様に法に違反している為、本人の意思とは関係なく行われる出国もある。入国よりも審査がゆるいのが一般的だが、国によっては出国も厳しい(特に自国民に対して厳しい国もある)。

入国とは、他の国からその国に入ろうとする事である。自分が国籍を置いている国に入る場合でも、事前に審査(入国審査)が必要となる。国にもよるが、基本的には出国よりも入国の際に受ける審査の方が厳しい。なぜなら自国民に悪い事(テロや病気)をもたらす不審者ではないか念入りにチェックをしなければならない為である。

ちなみに人ではなく、輸出入で物品のみの国内外への出入りは、「入出国」とは呼ばずに、「輸出入」と呼ぶ。
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