砂利と土砂の違い
- 概要 -
砂利とは、礫(れき)とも呼ばれ、粒の径が2mm以上ある岩石等の破片の事である。土砂とは、土と砂が混ざりあったものの事で、特に量が多い物を指す。
- 詳しい解説 -
砂利とは、礫(れき)とも呼ばれ、粒の径が2mm以上ある岩石等の破片の事である。つまり、砂礫よりも大きいもの。地質学用語の砕屑物の中で一番大きさの大きい分類になる。「土砂」とは違い、土等はまじっておらず、量が少なくても砂利と呼ばれる。海なら陸地の近くに、川であれば上流付近で多くみられるものである。
土砂とは、土と砂や石が混ざりあったものの事で、特に量が多い物を指す。砂利の様に細かい定義があるものではなく、様々な大きさの粒(場合によっては大きい岩等も含まれている)がまじっている。大雨や地震によって地盤がゆるみ、山が崩れ山肌が地滑りして大量に流れてしまう事を土砂崩れ・土砂災害と呼び、道路を覆ったり民家を巻き込んで破壊してしまったりする。
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