参事官と書記官の違い
- 概要 -
参事官とは、一般の会社でいうところの課長職で、書記官よりも上の立場である。書記官とは、一等書記官、二等書記官、三等書記官の３つの位に分類される事務を行う官職の事で、立案等は行わずに関係書類の作成を主な仕事とする。
- 詳しい解説 -
参事官とは、一般の会社でいうところの課長職以上で、書記官よりも上の立場である。各省庁等で、重要事項の総括整理を行ったり、政策審議や法律の立案等を行うのが主な仕事である。職務と職責が、所属する組織によって大きく変わるのが特徴。外務省等では、他の書記官のまとめ役である主席書記官として、大使のサポート等を行う。
書記官とは、外務省等では一等書記官、二等書記官、三等書記官の３つの位に分類される事務を行う官職の事で、一等が一番位が高い。いずれも位としては参事官よりも下になる。立案等は行わずに関係書類の作成を主な仕事とする。参事官とは違い、審議や立案等を行う事は無く、会議の内容を書類にまとめたり、事前に資料をまとめたり段取りといった仕事を行う。
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