こぶしとビブラートの違い
- 概要 -
こぶしとは、演歌を歌う時に用いられる技法のひとつで、音が次の音に移動する間の音程を短く上下させる事である。ビブラートとは、音を伸ばす際に、その音程を細かく上下させたり、音量を上下させたりして音の震えを作る事である。
- 詳しい解説 -
こぶしとは、演歌を歌う時に用いられる技法のひとつで、音が次の音に移動する間の音程を短く上下させる事である。演歌以外ではあまり見られない独特の技法で、ビブラートとあわせて聞き心地の良くなり、また、歌詞の情緒を感じさせる。意識してやらないと絶対に出来ない技法である。大きくこぶしをきかせすぎて大事な次の歌詞の音が小さくならない様に気を付けなければない。こぶしがきいていないと演歌として物足りなさを感じる位、演歌にとってなくてはならないものである。
ビブラートとは、音を伸ばす際に、その音程を細かく上下させたり、音量を上下させたりして音の震えを作る事である。こぶしとは違って、どんなジャンルの歌にでも用いられ、また管楽器や弦楽器でも用いられる技法である。歌の場合、腹式呼吸でしっかり歌えていないと、喉で無理矢理作った残念なビブラートになってしまう。また、通常は意識しなくても同じ音を長く伸ばして歌えば、自然にかかってくるものである。
こぶしもビブラートもむやみやたらにかければ良いという物では無く、効果的にここぞという時に使ってこそ良い音楽が表現出来る。
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