紅潮と発赤の違い
- 概要 -
紅潮とは、感情の高ぶりや運動のし過ぎによって、顔に血がのぼって、顔全体や頬が赤く染まって見える事である。発赤とは、皮膚トラブル等の炎症が原因で、皮膚が赤くなったり、粘膜が充血して赤くなってしまう事である。
- 詳しい解説 -
紅潮とは、感情の高ぶりや運動のし過ぎによって、顔に血がのぼって、顔全体や頬等が赤く染まって見える事である。主に緊張した時や恥ずかしい時、息が上がる様な激しい運動をした後に起きやすいが、発熱時や飲酒後にも表れる。顔に血がのぼり、顔表面の毛細血管が広がって、その色が表面に現れる事によって赤く見える。体質によって、顔に出やすい人とそうでない人がいる。紅潮した部分は軽く熱を持つ場合がある。
発赤（はっせき・ほっせき）とは、皮膚トラブル等の炎症が原因で、皮膚が赤くなったり、粘膜が充血して赤くなってしまう事である。発赤部分は熱を帯びたり、かゆみを感じる場合がある。紅潮とは違って、自律神経によるものではなく、ウイルスやアレルギー、薬品等の影響によって起きる場合が多い。
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