犬歯と八重歯の違い
- 概要 -
犬歯とは、中央から左右の３番目の位置に生えている、少し尖りのある歯の事で、糸切り歯とも呼ばれる。八重歯とは、犬歯の事であるが、他の歯と重なって生えてしまっていたり、位置が唇側に盛り上がって生えてしまった状態の時の呼び方である。
- 詳しい解説 -
犬歯とは、中央から左右の３番目の位置に生えている、少し尖りのある歯の事で、糸切り歯とも呼ばれる。乳歯が永久歯に生え変わる際に、他の歯と重なることなく綺麗に並んで正しい位置におさまっている場合に犬歯と呼ばれる。八重歯より目立ちにくく、また尖りも柔らかめである。
八重歯とは、犬歯の事であるが、他の歯と重なって生えてしまっていたり、位置が唇側に盛り上がって生えてしまった状態の事である。アゴの幅や遺伝によってこの様な状態になってしまう。日本ではチャームポイントとして見られる場合もあるが、海外では「しかるべき矯正も行っていない」「吸血鬼や化け物みたい」等という様に、おおむね不評である。見た目以外にも弊害があり、かみ合わせのズレの為に鋭利になりやすく、また、通常の犬歯よりも口の中を怪我しやすいというデメリットがある。
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