神主とお坊さんの違い
- 概要 -
神主とは、神社に祭られている神様に奉仕する神職のリーダー的な立場の人の事で、現代では主に神社の最高責任者の事である。お坊さんとは、僧侶の呼び方の一つで特別階級等は考慮していないものである。
- 詳しい解説 -
神主とは、神社に祭られている神様に奉仕する神職のリーダー的な立場の人の事で、現代では主に神社の最高責任者の事である。神主になる為には、大学で神職過程をとったり、神社本庁の資格試験を受けて合格をしなければならない。が、自分で神社を作ってそこで神主を名乗る様な場合は資格は不要とされる。お坊さんの様な生活そのものを巻き込んだ厳しい修業はあまり行われない。また、檀家を回ったりする事もなく、神社での仕事がメインである。
お坊さんとは、僧侶の呼び方の一つで特別階級等は考慮していないものである。神主が神社に関係するものであるのに対し、お坊さんはお寺、つまり仏教に関係する僧侶の事である。お坊さんになる為には、まず仏教の宗派を選び、そこに出家して修行をしなければいけない。近年、お坊さんを宅配するサービスであるお坊さん便や、お坊さんを集めたバラエティ番組等、何かと話題になる事が多い。神主とは違い、お葬式や盆、命日等は檀家を回ってお経を読む等外回りの仕事が多い。
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