風邪と百日咳の違い
- 概要 -
風邪とは、ウイルスや菌に感染する事によって発熱やセキ等の症状が現れる病気の総称で、百日咳とは百日咳菌に感染する事によって発症する感染症の事である。
- 詳しい解説 -
風邪とは、ウイルスや菌に感染する事によって発熱やセキ、くしゃみ、鼻水、喉の痛み、嘔吐、下痢等の症状が現れる病気の総称で、感冒とも呼ばれる。ウイルスの種類が多い為、免疫を獲得してもまた別の種類のウイルスに感染してしまうので、何度でもかかってしまう。治す為の特効薬等は無く、また、予防する為のワクチンも無い。インフルエンザは風邪とは別の物とされる。通常２〜３日で回復に向かう。
百日咳とは百日咳菌に感染する事によって発症する感染症の事である。風邪とは違いウイルス性ではなく、予防ワクチンが開発されており、現在では乳幼児の間にポリオ等と混ぜられた四種混合ワクチンを数回打つ事で免疫が獲得出来る制度が整っている。特に小児がかかりやすい病気で、発症すると目の充血やのどのかゆみ、空咳から始まり、１〜２週間後には咳が酷く止まらない状態になり、それが一ケ月程続く。
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