香りと風味の違い
- 概要 -
香りとは、匂いの中でも良い匂いの場合に使われるいい意味の表現である。風味とは、味の事で、特に良い味わいの時に使われる表現である。
- 詳しい解説 -
香りとは、匂いの中でも良い匂いの場合に使われるいい意味の表現である。風味とは違ってあくまでにおいの事だけで、味は全く関係のないもの。その他、実際に匂いがするものでなくても、例えば昔っぽいものを見た時に「昭和の香りがする」という様に表現して、雰囲気から察せられる印象を香りに例えて評価するといった使い方も出来る。
一方風味とは、味の事で、特に良い味わいの時に使われる表現である。味に加えて香りも含めて風味とする場合もあり、香味と表現する事もある。ただの良い味に対してはあまり使わず、その食材や食材の組み合わせによって生まれる、独特の味や香りを評価する際によく使用される。「独特の風味」「保存方法が悪く風味が損なわれた」といった使い方をする。また、本物とは違うが、それと似せた味や雰囲気に仕立てたものの事を、○○風味と呼ぶ場合もある。
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