音感とリズム感の違い
- 概要 -
音感とは、音を聞いてどの音階なのかが分かる感覚の事で、特に狂いの無いこの感覚を絶対音感と呼ぶ。リズム感とは、音楽の拍を正しく把握してそれに合わせて打ったり弾いたり体を動かす事が出来る感覚の事である。
- 詳しい解説 -
音感とは、音を聞いてどの音階なのかが分かる感覚の事で、特に狂いの無いこの感覚を絶対音感と呼ぶ。絶対音感程ではないが、ある音を聞いてそれからどれだけ音の高低差があるのかを判断して音を当てるタイプは、相対音感と呼ばれる。音感が無くても楽器を弾く事は可能だが、チューニングする際にはチューナーが必要になり、バイオリン等弦を押さえる場所が微妙にずれるだけで音が変わる楽器は少し扱いにくくなってしまう。自らが楽器となる歌は特に音感が必要である。リズム感とは違ってあくまで音の高低の感覚で、音感があってもリズム感がなければ、周囲と合せる合奏やアレンジ演奏する事は難しくなる。
リズム感とは、音楽の拍を正しく把握してそれに合わせて打ったり弾いたり体を動かす事が出来る感覚の事である。リズム感が無いと、楽譜通り弾いているつもりでも、だんだんテンポが速くなったり遅くなったりしてしまう。また、音に合せて行うダンス等では、音楽と動きがちぐはぐになってしまい、いまいち格好がつかなくなってしまう。音感とは違って音の高低は関係が無い感覚の為、音感がなくてもリズム感さえあれば打楽器は上手く叩く事が可能である。
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