イメージと表象の違い

イメージと表象の違い

- 概要 -

イメージとは、頭の中で想像をしてみる事、または想像したものの事であり、表象とは、意識の中に現れる像やイメージの事で、幻覚や夢等も含まれる。

- 詳しい解説 -

イメージとは、頭の中で想像をしてみる事、または想像したものの事である。その他、物事や人に対する印象の事を意味して用いられる場合もある。具体的なものもあれば、曖昧なものである事も多い。記憶から具体的に作られるものもあれば、全て想像から作られるものもある。

表象(ひょうしょう)とは、過去に知覚(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)した記憶を元に、対象が目の前に存在していないが、頭の中で記憶されていた像を結ぶ事である。逆に、頭の中のイメージを現実で表現する事を意味する場合もある。表象は翻訳語の為、語源によったり研究者によっては意味が変わってきてしまう。おおむね、本来の物とは違うものから、本来の物を想像する「象徴」と同じ意味とされる。意識の中に現れる像やイメージの事で、幻覚や夢等も含まれる。感覚的なものだが、イメージとは違って必ず具体的である。

例えば、頭の中で想像したものを絵や音楽に表したり、気持を行動で表したりするのも表象の一種である。
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