遺品と遺産の違い
- 概要 -
遺品とは、財産とは違って故人が生前使用していた物や所持していた金銭的価値の低めの物の事。遺産とは、故人が所有していた土地建物や株券、預貯金等の金銭的価値の高い物の事である。
- 詳しい解説 -
遺品とは、財産とは違って故人が生前使用していた物や所持していた金銭的価値の低めの物の事である。中には遺族が価値を判断しにくい美術品や骨董品等もあり処分に手間がかかってしまう事もある為、そういった物を遺して逝く可能性がある場合は、その価値について生きている間に身内に話をしておくかメモで残しておくと親切である。遺品整理は遺族にとって時間的にも負担になりやすい為、遺品整理を代行する業者も増えてきている。金銭的価値はなくとも、故人を偲ぶ為に故人が身に着けていた物等を形見として大切にとっておく事もある。
遺産とは、故人が所有していた土地建物や株券、預貯金等の金銭的価値の高い物の事である。必ずしもこういったプラスの遺産だけ遺されているとは限らず、逆に借金等のマイナスの負の遺産が残されている場合もある。遺品とは違って価値のあるもの、かつ価値の分かりやすいものであるのが特徴である。その為遺品よりも遺産相続は何かとモメやすい上、その額によっては国にタップリ相続税を持って行かれてしまう。
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