藍とインディゴの違い

藍とインディゴの違い

- 概要 -

藍とは、タデカイというタデ科の一年草やインドアイ等からとった植物性染料の事である。インディゴとは、元はマメ科のコマツナギから採取していた植物性染料であったが、現在は人工的に作られた合成インディゴの事を指す事が多い。

- 詳しい解説 -

藍とは、タデカイというタデ科の一年草やインドアイ等からとった植物性染料の事である。染色が難しいとされ、独特の匂いがある。自然のものを原料とする為、不純物が混ざりやすいが、それがかえって複雑で深みのある色を出すと言われており、そこに魅力を感じる人も多い。藍は狙い通りの色を作る事や、その染液を維持する事に手間暇と技術が必要な為、合成インディゴに比べると高価である。

インディゴとは、元はマメ科のコマツナギ等から採取していた植物性染料であったが、現在は特別な用途以外では使われず、人工的に作られた合成インディゴが用いられる事が多い。石炭から人工的に作られる為、染料の純度は高く濃い青色を出す事が出来、ピュアインディゴとも呼ばれる。安定した品質で大量生産が可能な為、藍とは違って安価で、独特の匂いも無い。
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