ジャマイカの国旗の意味・由来
ジャマイカの国旗を決める時に、提案されたデザインのひとつに、緑・黄色・黒のヨコ縞のものがあったんだ。でも、旧タンガニーカ(現タンザニア)の国旗とそっくりだったんだって。だから、区別するために、黄色のXのデザインが採用されたんだよ。このX十字は、キリスト教信仰を表しているよ。もちろん、色にも意味があるんだ。緑は希望と農業、黄色は、豊かな自然と太陽の輝き、黒は、立ち向かい克服するべき困難、という意味を象徴しているよ。この3つの色の意味をあわせて、旗全体の意味として、「困難はあっても、国土は緑豊かで、太陽は輝いている」ことを示しているんだ。色にそれぞれの意味はあっても、旗全体のテーマを決めている国旗は珍しいんだよ。