ラトビアの国旗の意味・由来
国旗に使われる色は、明るい色や鮮やかな色が多いけれど、ラトビアの国旗は、「海老茶色(えびちゃいろ)」が特徴的なんだ。この色は、「ラトビアンレッド」と呼ばれているぞ。国を守る国民の血を表すものさ。独特な色を使った国旗だけど、憲法では、「白い帯の入った赤い旗である」という簡単な決まりしかないんだ。ちなみに白は、誠実さとバルト海を表しているよ。1860年代の終わりごろ、とても古い本にこの旗の由来が書かれていることを、1人の学生が発見したんだ。その本は「リヴォニア年代記」というもので、その中の話によると、エストニア人との戦いで傷ついてしまった、ラトビアの兵士をくるんだ包帯が、「赤・白・赤」に染まっていた、という話が国旗の由来だそうだよ。もしこれが本当の話なら、ラトビアの旗は、世界最古の旗のうちのひとつになるかもしれないんだって!ぜひとも真相を突き止めてほしいところだね。