モナコの国旗の意味・由来
モナコ国旗はかつて、白い旗に国章を入れたものを国旗としていたんだ。国章は14世紀に考えられたもので、白地に、赤のひし形が並んだ柄の盾が入った、とてもオシャレな図柄だよ。1881年に、その国旗は政府の建物のみに使われるものになって、代わりに、国章の赤と白を使った、とてもシンプルな、今の国旗が作られたんだ。赤と白の組み合わせは、グリマルディ家の紋章の色でもあるぞ。グリマルディ家っていうのは、今のモナコ公家の先祖で、なんと、700年以上も王位を受け継いでいる一族なんだ。そんなに歴史ある一族の紋章なら、きっと、色にもちゃんと意味があるに違いない!って思った人も多いと思うけど、残念ながら特に意味はないんだって。モナコ国旗はインドネシア国旗と同じデザインだけど、タテヨコ比が違うんだ。モナコ国旗の方が正方形に近いんだよ。インドネシアのほうが後から国旗を決めたから、モナコは抗議したんだけど、そのままになってるんだって。