ハンガリーの国旗の意味・由来
国旗の赤・白・緑の組み合わせは、ハンガリーの古い紋章によく見られる配色なんだ。国章も、主にこの3色で描かれているよ。フランスの3色旗(トリコロール)の影響を受けたのだろう、とも言われているんだ。1848年に公式に定められて、オーストリアとの独立戦争の象徴になったんだよ。しばらくの間は、中央に共産主義を表す紋章の入ったデザインが使われていたよ。赤い星や、ハンマー、麦(共産主義、労働者、農民を象徴)をモチーフにした紋章さ。でも、民主化を目指した「ハンガリー動乱」が起こった後は、そういった紋章は取り除かれたんだ。ちなみに、赤は過去の戦いで流された血、白は平和と誠実、緑は希望を表すとされているぞ。