スロベニアの国旗の意味・由来
スロベニアの国旗は、白・青・赤の「汎(はん)スラブ色」の横縞の上に、国章を描いたデザインだよ。汎スラブ色はロシア国旗に基づくものが多いけれど、スロベニア国旗は、カランタニア公国時代の紋章に由来しているんだ。盾の形をした国章は、主に地形を表しているぞ。青い空の下に白い山が描かれているね。これは、南アルプスのひとつ、トリグラウ山で、スロベニア最高峰の山だよ。山の下の波の形をした2本の線、何かわかるかな?地形の大きな特徴と言えば…そう、海や川だね。アドリア海や、二大河川のサバ川とドラバ川を表していると言われているんだ。山の上に輝く3つの星は、神聖ローマ時代の王家、ツェリエ家の紋章から取り入れているんだよ。