スイスの国旗の意味・由来
スイスの国旗は、もともとは軍旗なんだ。神聖ローマ帝国の軍旗だった、赤地に白十字の旗は、1240年に、神聖ローマ帝国皇帝フレデリック2世によって、スイス連邦の1つの州に与えられんだ。その州は、シュヴィーツ州というよ。スイス建国当時は3つの州があったんだけど、その中からシュヴィーツ州が選ばれたんだ。スイス連邦は、オーストリアのハプスブルク家と戦争していて、その戦争でシュヴィーツ州が中心的役割を担っていたから、選ばれたそうだよ。でも、それからこの旗が国旗として定められたのは、ずっと後の1889年のことさ。連邦の3つの州の個性が強かったから、国としての象徴の旗を決めなかったんだって!それまでどうしていたのか、気になるよね?国旗を決めるまでは、スイス兵は白十字を同盟のシンボルとして、服や軍備品につけて、州の旗を掲げていたんだ。国旗の赤は力と主権、白十字はキリスト教を表しているぞ。タテヨコ比が1:1であることも、スイス国旗の大きな特徴なんだけど、実は、タテヨコ比をしっかり定めた決まりはないんだ。