サンマリノの国旗の意味・由来
サンマリノは、独自の憲章を定めた世界最古の共和国なんだけど、国旗を使い始めたのは、フランス革命のときなんだ。そのときに、初めて青と白の旗を使ったんだよ。白はティタノ山の雪や、純粋さ、青は空やアドリア海を表すと言われているけれど、公式には決められていないんだ。中央の紋章は、サンマリノの国章だぞ。まず、3つの丘に3つの塔が建っているのはわかるかな?これは、ティタノ山の峰に砦として建てられたもので、グアイダ、チェスタ、モンターレというんだ。塔の頂上についているのはダチョウの羽根で、実際の塔には金属製の風見の羽根が取り付けられているぞ。また、左の枝はローリエ(月桂樹)、右はオーク(柏)の枝だよ。ローリエは「自由」、オークは「安定」を表すんだ。上に載っている王冠は、王権を表すのではなくて、「主権」を表しているよ。下に書かれているのは、国の標語である、"LIBERTAS"「自由」という文字さ。サンマリノは、自由を求めてやってくる難民を受け入れてきたんだっていうことをアピールしているぞ。