ギリシャの国旗の意味・由来
ギリシャ国旗が生まれたのは、1821年3月から起きた、独立戦争の頃さ。初めは、海で、青と白の縞模様の旗を、陸で、青地に白の十字の旗を、という風に使い分けていたんだ。独立後は、青地に白十字のみの旗の頃もあったんだけど、1978年から、今のデザインの国旗が使われているぞ。青と白の縞模様は9本描かれているよ。この9本にもちゃんと意味があって、独立戦争の時のモットーである、"Eleuteria ? Thanatos"「自由か死か」という言葉の9音節に由来しているんだ。音節っていうのは、声に出してみたときの区切りの良い単位のことだぞ。確認してみたい人は、"Eleuteria ? Thanatos"の読み方を調べてみてくれよな!十字の部分は、ペロポネソス半島の北東部の都市、パトラで、反乱を呼びかけた人物である、総主教ゲルマノスが使ったことが由来なんだよ。この十字には、ギリシャ正教への忠誠心が込められているんだ。ちなみに、青は海と空、白は、自由と独立を求めて戦う国民の純粋さ、という意味だそうだよ。