沿ドニエストルの国旗の意味・由来
左上の黄色のマーク、何かわかるかな?これは、鎌とハンマー、星を組み合わせた、共産主義のシンボルなんだ。赤地にこのマークがついた旗は、旧ソ連がよく使っていたものなんだ。沿ドニエストルは、1952年から1990年まで、モルダビア・ソビエト社会主義共和国で使われていたものとほとんど同じデザインの国旗を、今も採用しているんだ。政府が使う旗には、黄色いマークがついているんだけど、民間で使われる旗にはこのマークはなくて、マークのない国旗の方が使われることが多いんだって。ちなみに、沿ドニエストルでは、2008年に国旗の変更を議論していて、提案されたデザインは、ロシア国旗とほとんど同じものなんだ!ロシアにそっくりな国旗を掲げることで、ロシア連邦に編入させてほしい、仲良くなりたいっていうアピールをしているんだって。国旗の使い方にも、いろいろあることがよくわかる話だよな。近々、国旗が変わるかもしれないから、よくチェックしておいてね!