マダガスカルの国旗の意味・由来
白と赤と緑は、民族について表している、とする説があるよ。マダガスカルは島国で、最初に定住した人々はボルネオ島から海を渡ってきた、ボルネオ系(マレー・ポリネシア系)の人々なんだ。マダガスカルの住民の多くは、ボルネオ系の人々と、後からやってきたアフリカ系の人々の混血なんだって。その人々は、メリナ人というよ。国旗の赤や白は、ボルネオ系をルーツとした、メリナ人を表しているんだ。同じルーツの人々が住む、インドネシアの国旗も赤と白で構成されているぞ。この伝統ある2色に、緑を加えた旗が、1958年に国民投票で決まったんだ。緑は、海岸地方に住むベツィミサラカ人を表すぞ。ベツィミサラカ人は、メリナ人の次にマダガスカルの人口を占めている民族なんだ。色の意味には別の説もあって、白は純潔と自由、赤は愛国心、緑は希望ある未来と進歩を表しているよ。「自由と愛国と未来」の旗、マダガスカル国民の思いが詰まっているんだね。