チュニジアの国旗の意味・由来
真っ赤な色、とてもインパクトがあるね。どうしてこんなにも真っ赤なのかって?この赤は、チュニジアがある北アフリカや、イスラム諸国が海の上で使ってきた、無地の赤い旗から来ているんだ。真ん中にあるマークは、チュニジアの伝統的なマークだよ。三日月と星はイスラム教、白い円は太陽を表しているぞ。まさか、白い円にも意味があるだなんて、思ってもみなかっただろう?1999年に今の国旗のデザインになったんだけれど、変更前と変更後で違うのは、三日月の長さだけなんだ。気になる人は調べて、見比べてごらん。三日月には他にも意味があるんだ。かつてのチュニジアに存在した、古代カルタゴ王国を建設したフェニキア人の女神「タニス」のシンボルなんだよ。この「タニス」はアラビア語読みで、フランス語で読むと「チュニス」っていうんだ。ピンときた人もいるんじゃないかな?そう、女神「タニス」は、チュニジアの首都「チュニス」の由来であり、国名の由来でもあるんだ。国旗のデザインと国名とのつながり、知ってみるとおもしろいね。