コモロの国旗の意味・由来
アフリカと言っても大陸に属していない島国コモロは、イスラム教の影響を受けた国旗を採用している。ちなみに2002年から採用されたらしいから、イスラム系にしてはなかなか斬新なデザインを取り入れている。まず目を引くはイスラムの象徴である三日月と星だが、月が傾いていないのが一つの特徴だ。でも三日月ってこんなに真っ直ぐではないよな。また4つの星は宗教的な意味合いというよりは4つの主要な島を意味するらしい。ま、背後の緑はイスラムの伝統カラーだから、面目を保っているとも言えるな。そして、何より特徴的なのは旗の右半面を占める4色ストライプだろう。ただ、これも4島を表す色に過ぎないようだ。斬新なデザインの割に、国旗に込める意味は意外なほどあっさりしているな。