カーボベルデの国旗の意味・由来
アフリカと言っても良いのか微妙な、大陸の西の沖合に点在する諸島国家カーボベルデは、旧宗主国ポルトガルの影響か国旗もどこかアフリカ離れしている。海に囲まれた国らしく、基調をなすのは深みのある青だ。この色には青空の意味合いも含んでいるらしいが、なかなか高貴なイメージを抱かせる。とても近年まで後発開発途上国と呼ばれていたとは思えんな。何より目を引くのは10の星が円形に描かれているところだ。普通の人ならEUROの旗かと誤解してしまうぞ。これらの星には国家を形成する島々という意味が込められているらしい。う〜ん、このデザイン、果たしてどっちがパクったんだろうか。ちなみに、国旗の下半分に道路のように描かれている白−赤−白の3本ラインは独立までの道を示したいらしい。平和と努力を白と赤で表現しているというが、何ともヨーロピアンな旗だな。