ラオスの国旗の意味・由来
周囲を国に囲まれた海を持たない国ラオスの旗は、日本人にとってはなじみやすいデザインだ。もしも真ん中の青いベルトがなければ日の丸の真逆で、とてもシンプルだ。真ん中に白い丸を据えたのは、一党独裁の支配のもとで国民がまとまっていこうという、そんな願いが込められているらしい。この21世紀に一党独裁というのもどうかと思うが、国旗のど真ん中にあるくらいだから、しばらく変わることは無さそうだな。もちろん対外的にはラオスの人々にとって母なる川であるメコンに昇る月のイメージとも言われているが、本音は前者のような気がするな。背景の赤は他国同様独立のために流された先人たちの血のイメージらしいが、そんな人々の夢見た国家を実現できているのかどうかは、ちょっと疑問だな。