モルディブの国旗の意味・由来
インド洋の宝石、とまで言われる美しい国モルディブ。一度は行ってみたいこの国の旗にはそんな楽しい想いばかりが詰まっているわけではなさそうだな。どうしてもイスラム圏の国は、何というか血の気が多い。元々この国の旗は赤一色だったようだ。今でこそ他の要素も加わっているが、国家への献身、すべての血を注いでも国を守るという荒々しいメッセージを旗に込めている。そして真ん中には彼らの専心の対象であるイスラムの三日月が飾られている。国民の100%がイスラム教だと自負しているらしいが、そういうところを見ると、何だかのんきな南の国というわけでもなさそうだな。ちょっぴり心が安らぐのは真ん中の緑がココヤシから取ってきた平和と繁栄のシンボルだという事だ。もっと寛容な国のイメージを前面に押し出してほしいな。