ミャンマーの国旗の意味・由来
少しずつ軍主導の古い体制から近代国家へと変身しつつあるミャンマーは、近年国旗も大幅にリニューアルした。昔の青と赤のコントラストがイメージに残っている人も多いだろうが、国の名前の変化をより浸透させるために旗までモデルチェンジしたそうだ。ただ、興味深いことにその際採用されたのが日本統治下で用いられていた3色ベースだ。新しさを求める時、人は過去のデザインを振り返るもんなんだな。この3色にはそれぞれ、黄色には平和への願い、緑には自然との共存、赤には素早い決断力という意味が込められているらしい。どことなくこの国もう一つのシンボルであるスーチー女史をイメージするのは俺だけだろうか。真ん中にくりぬかれた星のように、この国が希望に満ちていくのを期待したいな。