トルクメニスタンの国旗の意味・由来
国民にそらで国旗を書かせることが最も困難に感じるのが、このトルクメニスタンの旗だ。なんせ複雑すぎる文様が取り込まれている。ペルシャ絨毯かと思ってしまったぜ。取りあえず先にシンプルな方から説明していこう。ベースになっている緑は国家の伝統的なカラーらしい。そこに切れ味鋭い三日月と5つの星が描かれているが、この月はこの国将来の見通しが明るいものでありますようにという、淡い期待が込められているらしい。そして星は5つある省のシンボルらしい。もうこれだけで十分国旗としての意味を満たしていると思うが、どういうわけかここにややこしい帯を付けたちまった。これまた伝統カラーである赤の上に5大部族の紋章を取り入れたらしい。国民皆で手を携えて、というアピールだろうが、少数民族をカットしている辺りが、大人の事情を感じるな。