中国(中華人民共和国)の国旗の意味・由来
隣人でありながら、ある意味で最も遠い国とも言える中華人民共和国の国旗は、共産圏の国らしく、真っ赤でインパクトがあるな。そもそもこの赤は共産革命の象徴だ。だから古くはソビエト連邦でも国旗のベースになっていたし、北朝鮮でも採用されてるってわけだ。決して血塗られた歴史の象徴って訳じゃあないぞ。そしてバックの赤にあえて合わせた黄色というべきか金色は、発展する様をイメージするために選ばれたようだ。確かにまぶしい。そしてこの5つ星は大小で何となく意味が悟れると思うが、絶対的な権力を持つ共産党が大きな星として描かれている。国民主体というよりは党主体の国家らしいな。周りに控えめに描かれる4つの星が大きな星に引き連れられている国民という、何だか切ないデザインだ。