グルジアの国旗の意味・由来
グルジアと言えば非暴力で成し遂げた「バラ革命」が有名だが、この国旗にはその時の想いが込められている。革命を起こした彼らの党旗として振られていたものがそのまま採用されているが、中世に根があるというからなかなか歴史あるものらしいな。しかし、さすがキリスト教が国教だけのことはある。「政教分離」どこ吹く風と言わんばかりの、真っ赤な十字架が5つも載せられてるんだから、日本人にはなかなか理解できんな。実際、この旗の採用に関しては正教会から政府への圧力もあったそうな。そう考えると気高い革命旗なのか、教会の権力の象徴なのか分からなくなる。ともあれ、その後もこの国を取り巻くごたごたが解決されていない事を見ると、旗に込められた革命の意味もまだまだ道半ばのようだな。