クウェートの国旗の意味・由来
クウェートと聞くと、すぐ隣国イラクによる90年代の侵攻のことが思い出されるが、元々関係が強く、国旗を見てもその影響が見て取れるな。色遣いはほとんど同じ。まぁ、アラブ特有の色遣いだから、別にイラクだけの影響ではなさそうだが。それぞれの色に込められている意味だが、ほかの国と同じく赤は血のイメージだ。でも、流された血というよりはクウェートの戦士の剣に滴る血を表しているようで、なかなか攻撃的なメッセージだ。緑や白に込められているメッセージは、よくあるパターンの実り豊かな地と、イスラムの清さのイメージ。最後の黒は、敵の敗北を意味しているようだが、米英の助けがなければ敗北したままだったことを考えると、国旗の掲げる理想と現実はなかなか一致しないもんなんだな。