オマーンの国旗の意味・由来
旗の中に旗竿と旗が描かれているような不思議なデザインが、オマーン国旗の特徴だ。左上に描かれているのはオマーンの国章で、目を凝らして見ると裏に2本の長剣、手前にはL字にひん曲がったオマーン伝統の短剣ハンジャールが掲げられている。国旗に武器を取り込むなんて、何だか物騒だが、270年近く国民に愛用されていることからすれば、彼らのプライドの象徴とも言えるわけだ。3本ラインの最上部・白は革命と平和という相反する意味が込められている。革命の末に平和を実現したという意味かもしれないな。赤は古来から用いられていた伝統ある色、最下段の緑は豊かな実りや国の象徴とも言える北部の山脈をイメージしているらしい。文化を重んじる素敵な国なんだろうな。