イランの国旗の意味・由来
世界ではよくある3色モデルの国旗だが、そこにアクセントを加えているのが、何といっても真ん中のシンボルだろう。よく目を凝らして見ないと分からないかもしれないが、真ん中に1本のサーベルが突き刺さっている。その上のwの文字でこの剣の威力が倍増されているらしい。そして周りには4つの三日月。これらは部分部分を組み合わせて見ると、それぞれ別個の意味を持つらしいが、正直イスラムの背景を持たない日本人には理解できないな。ただ、全体としてはチューリップをイメージしているらしく、特に赤のチューリップはイランのために血を流した戦士を表すらしい。それが清さと中立の象徴である白のラインの上に置かれており、ひときわ目立つようになっているというわけだ。緑のラインは成長や国民の幸福への願いが込められていて、赤は勇気と愛の炎のイメージだ。先人たちへの深い敬意を示す国旗とも言えるな。