ブルーリボン賞とローレル賞の違い

ブルーリボン賞とローレル賞の違い

ブルーリボン賞とローレル賞の違い

- 概要 -

ブルーリボン賞とは、年に一度も“最も優秀な車両”を選出する鉄道車両の賞である。ローレル賞とは、年に一度“優秀な車両”を選出する鉄道車両の賞である。

- 詳しい解説 -

ブルーリボン賞とは、鉄道友の会が1958年に制定した鉄道車両の賞である。年に一度、鉄道友の会の会員で構成されている「ブルーリボン賞・ローレル賞選考委員会」の投票に基づき選出される。

この賞に選出される車両は、各鉄道会社の看板車両や特急車両が選ばれる傾向があり偏りがあった。

その為、近郊の電車や通勤電車の車両でも技術的に優れた車両を評する為に、「ローレル賞」が制定された。しかし、その後、特急車両の通気車両が登場し、この線引きがあやふやになった。その為現在では、ブルーリボン賞に選ばれなかった車両を先行委員会が選出するようになった。選出は、ブルーリボン賞と同じように、鉄道友の会の会員で構成されている「ブルーリボン賞・ローレル賞選考委員会」の投票に基づき選出される。
ブルーリボン賞は一車両だけであるが、ローレル賞は複数の車両が選出されることがある。