息切れと動悸の違い

息切れと動悸の違い

息切れと動悸の違い

- 概要 -

息切れとは、呼吸が乱れることである。動悸とは、いつも以上に心臓の鼓動が早くなったり乱れたりすることである。

- 詳しい解説 -

息切れとは、運動などを行なった直後に呼吸が乱れることである。この現象は運動を行なった後でなくともおこる可能性はある。人は常に呼吸を繰り返しており、酸素を体内に取り込み、二酸化炭素を排出している。この動作自体に苦しさを感じたり、何らかの原因で意識的に呼吸を行わなければうまく呼吸ができないという場合も、「息切れ」という表現を用いることがある。

動悸とは、いつも以上に心臓の鼓動が早くなったり乱れたりすることである。前述の呼吸と同様、人は常に心臓の鼓動により体内に血液を循環させている。ほとんど無意識にこれを行うことができる。心臓の鼓動により血液が体に巡っていることを時間できる方法に脈を測る方法があるが、基本的には、自分の脈の速さを常に認識している人はいない。しかし、動悸が起きると、明らかに自分の心臓の鼓動が早まっていることがわかることがある。